WALK-MATE LAB株式会社

CONCEPTコンセプト

共に創る歩行アシストの未来へ

われわれは歩行分析システムと歩行支援ロボットを介して、みなさまが健康に歩きつづけられる未来を創ります。 そして誰もがいきいきと輝くことのできる社会参加を支援します。

みなさまは自分の歩き方を意識したことはありますか?「最近よろけたり、つまずいたりするなぁ」 「階段の上り下りがつらくなった」など。生涯ずっと健康的に歩くよろこびは、誰にとっても生きがいや 働きがいにつながります。われわれは全ての人がいつまでも健康に歩き続けられる社会をめざして、 医療機関における歩行リハビリや歩行分析の支援、大学等を中心とする学術研究の支援、さらに、 スポーツやヘルスツーリズムなどコンシューマ向けサービスなどに幅広く事業を展開しています。

WALK-MATE ROBOT :ロボットと歩行リズムを同調させて歩くことで歩行運動を安定化するとともに、 歩行リハビリを実現します。パーキンソン病のニューロリハビリ等に有効性が示されています。 シニア世代の健康維持やヘルスツーリズムにも使われています。 (参考文献)

WM GAIT CHECKER :両足首と腰部に装着した3個のIMUセンサ情報から3次元の歩行軌道を推定できるシステムで、 モーションキャプチャと同水準の精度を実現しています。歩行パターンの分析だけでなく、 すくみ足の検出やAIによる早期診断支援にも活用可能です。 (参考文献)

東京工業大学発ベンチャーとして、IoTを中核にAIとビッグデータを結合した先端技術と豊かな臨床経験を活用し、 歩行という側面から人々の生活を支援する革新的ロボティクスと最先端センシングの社会実装をめざし システム開発・製造・販売を進めて参ります。SDGsの目標3『すべての人に健康と福祉を』および 目標11『住み続けられるまちづくりを』への貢献に向けて、歩行への新しい気づきと感動を与えられる企業として、 いつまでも皆さまの希望であり続けたいと願っております。

三宅 美博(東京工業大学 教授)三宅 美博(東京工業大学 教授)

開発者の思い

人と一緒に歩くとき、自然と歩調がそろった経験は誰にもあるのではないでしょうか。このように歩行とは 人と人のつながりの中で共に創り上げられるものなのです。そして歩調をそろえて歩くと、歩行がスムーズになるだけでなく、 一体感や安心感も得られます。

われわれはこのような歩行アシストシステムのことを「WALK-MATE」と呼んできました。ロボットと一緒に歩く中で歩行を安定化し、 改善し、安心感も生み出してくれる新しいロボットです。通常のロボットは脚部の筋力を支援するパワーアシストですが、 われわれは歩行のリズムを支援するリズムアシストの仕組みを採用しています。 リズムが潜在的に持つ、人と人をつなぐ力を活用したものです。

このようなシステム開発の背景には「同行二人」の考えがありました。 わたしの故郷が香川県であり、四国八十八か所のお遍路が身近な経験であったからです。お遍路さんは一人で歩いているのではなく、 お大師様(空海)と一緒に歩いている。お大師様につつまれながら共に歩くことで、歩行が共創され、そして出会いや気づきが得られます。 WALK-MATE ROBOTは、お遍路さんの杖を現代の科学技術でロボットとして再生したことになると思います。

このような研究開発の方向性は、 空海生誕の地である香川県の総本山善通寺の管長にもご理解いただくことができました。そして2021年11月23日に、 われわれのロボットを「同行二人ロボット」と命名していただくことができました。わたしにとって、これ以上に嬉しいことはありません。 われわれは、この同行二人ロボットをコア技術として、共に創る歩行アシストの未来をめざしたいと考えています。

三宅 美博(東京工業大学 教授)
お遍路×ロボット2021@四国八十八か所(2021.12.13)
三宅 美博(東京工業大学 教授)
お遍路×ロボット2022@高野山(2022.10.12)
三宅 美博(東京工業大学 教授)
「同行二人ロボット」命名@善通寺(2021.11.24)
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