ロボットとのリズム同調による「間(ま)」の合う歩行アシスト
2人並んで歩いていると自然に歩調が揃うことがありますが、このような「間(ま)」を合わせる
リズム同調現象(Entrainment)を人間とロボット間に再現した歩行アシストロボットです。
歩行のリズムの安定化を通して歩行パフォーマンスの改善を目指しています。
既に、パーキンソン病や脳卒中患者の歩行トレーニングに使用されています。
(東工大特許:日本、米国及びEUで特許取得済み)
期待される利用例?活発な歩行を維持するためのウォーキング
ロボットを装着すると活発な動作の歩行を、自然と行うことができます。ある健常高齢者にロボットを着けていただいて、3分程度のウォーキングを行っていただいた時の影響を調べました。右記のグラフからは、ロボットを脱いだ直後にも余韻が残り、ロボット装着前よりも動作の大きい歩行になっていることが読み取れます。


この研究開発は一部を福島県の地域復興実用化開発等促進事業から支援を受けて行われています。